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悩める青少年 ９
「んっ・・・・はぁっ・・」
リビングに響くのは、僕たちの息遣いと、時計の音だけ。
このまま時間が止まったらいいのに。
僕たちは、貪りあうようなキスに夢中になっている。
「キラ。」
フラガ先生が、唇を触れ合わせたまま僕の名前を呼ばれ、僕は閉じていた瞳を開ける。
先生の顔が思っていたより近くにあって、焦点を合わすのにちょっと時間が掛かった。
「キラ…キラ。」
僕の目じりにある涙を唇で吸い取り、そのまま耳のほうへとキスをずらしながら先生が何度も僕を呼ぶ。
僕もそれに答えようと、先生のシャツをより強くつかんで、先生を呼んだ。
「フ・ラガ・・先生…」
「キラ…」
「あっ！！！」
僕がしがみついたのが呼び水となったのか、先生の手が僕のシャツの裾からもぐりこんできた。
ゆっくりとわき腹をなでられ、その手は僕の胸の飾りを見つけると、きゅっとそれをつまむ。
「んんっ！」
思わずもれてしまった自分の声に少し驚いた。
「硬くなってきてる…」
先生が僕の耳元で囁く息遣いにも僕は感じてしまっていた。
僕の乳首は、もうシャツの上からでもその形がはっきりと分かるくらいにまでシコリ立ってしまっている。
「気持ちいい？」
「んやぁっ！」
先生が吹き込む卑猥な言葉すべてに反応してしまう自分がいるのを認めざるを得なかった。
先生の唇が、服の上から僕の乳首を捕らえる。
「ああっ…んっ・・・やっ！せんせっ…フラガ先生っ！」
先生の唾液で生暖かく濡れているシャツと、そのシャツを通して動く先生の舌がもどかしい。
いつの間にか僕は先生の金色の髪に手を差し入れ、先生の頭にこすり付けていた。
「キラ。」
「ああっん！」
シャツの上から、先生が僕の乳首を口に含んだまま、名を呼ぶ。
僕はもうもどかしさから逃れたくて、首を振り続けた。でも、手は先生の頭をしっかりと押さえたままで。
僕が辛いのが分かったのか、先生が僕のシャツを胸の上まで捲り上げた。
そして今度は直に乳首を口に含む。舌でちろちろと、まるで飴を舐めるように転がされた。
「んーっ！アアっ・・・はぁっ…あんっ」
まだ胸しか触られていないのに…僕の…下半身はもう今にも破裂しそうで。
僕の燃え滾るような熱に気づいて、先生の手が僕のチノパンに降りてきた。
そして見た目にも膨らんでしまっている、僕の中心を服の上から形をなぞるように触れてくる。
「んーっ！！・・・はぁっ。ア、ア…先生っ・フラガ先生っ！」
もうっ…頭がおかしくなりそうっ！意識さえもはっきりしなくなるんじゃないかって思ったそのとき、
先生が、僕の乳首を軽く噛んだ。
「！！！んああッー！！」
・・・僕はイッてしまった…
「イッちゃった？」
フラガ先生が、僕に問いかける。
もうたまらなく恥ずかしくて、僕は腕で顔を隠した。でも、あまりの羞恥で流れ出た涙を隠すことは出来なくて。
「う…ッっく…ふっ…」
「どうして泣くの？嫌、だったか？」
先生が僕の頬に流れる涙を唇で掬い取りながら、すこし辛そうに言う。
先生に誤解されたくなくて、僕は顔を隠したまま、首を横に振った。
違う。嫌じゃない。むしろものすごくヨかった。
でも…胸をいじられただけでイッちゃうなんて…
「恥ずかしいの？」
キスを続けながら先生がまた問う。
そして僕もまた顔を隠したまま、今度は首を縦に動かした。
クスリと、先生の笑う声が耳元でした。
「恥ずかしくなんかないさ。」
「…っでもっ…僕、女・の子じゃ、な・いのにっ…」
バカだなと呟きながら先生が僕の髪にキスをする。
「オトコだって胸で感じるさ、好きな相手になら何されたって感じるよ。
俺は嬉しいよ。キラが俺のこと好きだって言ってくれたみたいで。」
もう顔を隠すなよ、と先生は、僕の肘から手のほうにかけてキスを滑らせる。
先生のキスが手までたどり着き、今度は指先の爪一つ一つに丁寧にキスをした。
「な？だからキラが俺のコト好きだって、もっと分からせろよ。」
先生のキスが僕の指先すべてに施されたとき、まるでそれは開かずの扉に魔法をかけたように、
僕の腕から力が抜け、先生の青い瞳に吸い込まれていった。
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長ぇ…しかもまだ前戯だってのに…(^-^;
予定ではこの１話で全て終わらせるつもりだったんだけどな…力入ったか？
いやーボキャブラリィが少ないって悲しいですね…
こう文章にするとどう書いていいんだか、的確な言葉が分からない。
理系なんで許してください。といっても理系も大して出来るわけではないんですけど。
なんちゃって理系という感じなんで(爆)
お話は続く。
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